2010年TRY360菅平

マウンテンサイクリングin乗鞍 1時間43分 月間走行距離300km 年齢58歳 でTRY360 草津白根・渋峠・信州中野・飯山ルートを走破できるかが今回のひとつのテーマでした。
結論から言うと、ノーチャンス

2月の鎖骨の再骨折
春からの自転車学校スタート
等、諸々で走行時間が取れない日々

『神は乗り越えられない試練は与えない』

JIN
時々観ていたTVドラマ
江戸にタイムスリップした脳外科医
南方 仁、大沢たかお主演のテーマ

私の名前には
仁が入っている。
そんな理由も有り
ずーっと気になっていた言葉でした。

第21回目の2010年TRY360はまさにこれ
過去最悪にして最高の舞台

午前2時、GIRO店内、外はバケツをぶちまけたような雨。一向にやむ気配は無い。
一週間前までの狂ったような猛暑から一転
気温も20度前後の冷たい雨
誰が判断しても中止または参加見合わせが普通

”しかしGIROのTRYは本気”

「馬鹿じゃないの」
「マジ」
「本当に行くの?」

家族より数々の言葉に送り出されながらこんなに沢山集まって来てくれた本気の奴等
何か、これだけで感動もの。
ちょっと涙がこぼれた。

夢の中なのか
それとも映画のワンシーン

またそんな悪天候の中、見送りに来てくれたメンバーも数人
気持ちの温かい奴等
人数も多く言葉もあまり交わせないのですが、感謝しています。

出来る事なら、全員のチャレンジを見届けたい。

2010年 エントリー  64名
    スタート   54名 途中ワープ 2名
    途中ゴール  17名
    全コース完走 35名

    

店内に集まってくれた皆の格好は、まるで白衣をまとった怪しい宗教団体のよう。

でも走り出して30分もすると、それが正解と気づくことに。
気温15~20℃なら何とかなるだろうと、スポーツバルムのRED(ウォームアップオイル)をたっぷり塗ったものの、幕張あたりでどんどん足が冷えてきます。
レッグウォーマーを早めに着ければよかったのですが、大丈夫と判断。
結果的にはこの選択は大きな間違いだったわけで、もっと早めに防寒対策をとるべきでした。

激しい降雨のためサングラスは役に立ちません。裸眼での走行でまぶたにもダメージ。
たまらず、西船のコンビニでビニールガッパを購入。
しかし、
「上下セットは売り切れちゃいました」
上半身はかなり防寒対策になりましたが、膝頭の冷えは防ぐことが出来ません。

本当は、下半身を冷たい雨から守りたかったのですが・・・

みんなの行程を左右するので、自分の勝手でちょくちょく立ち止まれないのが集団走行のデメリット。
雨と向かい風、そして低温のためさっぱりスピードも上がらない。

途中パンクも有り、都内メンバーとの合流地点、蔵前警察所前ではすでに1時間遅れ。
前半での遅れはその後の行程を大きく左右します。

その後の困難を予想させる、前途多難なスタートとなりました。

新小岩コンビ二まで1時間45分もかかる。
コンビ二ではおでん
次の補給地点 浦和 またまたおでん
おまけにみんなでポットに手をかざして温まっている。

本郷を通過するころ、最速の草津Aチームが戻ってくる。
ツール・ド・沖縄をメインレースとするレーシング班の連中だ。
悪天候と低温の中、これ以上進路を進めることは体調管理面からメリットが無いと判断した模様。レースを念頭におくと素晴らしい判断だったのでは・・・。
低温のため足を痛め、練習が出来ない日がこの時期に発生してしまう事は大きなマイナス。

板橋周辺に詳しいF氏に先頭をお任せし都内を抜ける。
桶川 7時14分 激しかった雨があがり目的方向は待望の青空も

ただ、ずーっと続いていた向かい風が強まって来た。
通常は28~30km/h程度のスピードでの走行となるが、メーターは20~25km/hにしか上がらない。
仮に5キロスピードが遅いと
300kmの距離は時速30kmだと所要時間は10時間
時速25kmだと12時間
となる。
通常の直江津到着が21時であれば23時となってしまう訳だ。

苦戦が続く。

埼玉の上武道路は信号が少ないが、高架に有るため風の影響を大きく受ける。
また、大型トラックも多いので集団を2つに分ける。

雨が上がるにつれ北風が強さを増してくる。
スタート時から4時間以上冷たい雨に打たれた膝が痛み出した。

先頭は15分交代でというルールで進んだが、十分に遅いペースにもかかわらず
私が先頭に出るとさらにペースが落ちる。

いつもなら、前橋手前あたりを走行している時間
8時55分 やっと熊谷
予定は7時、2時間も遅れている

メニューは 明太子スパゲッティ、デミタスコーヒー、森永焼きプリン

冬空に北風、まるで11月から12月のよう
一旦、レインウェアー(ウィンドブレーカー)を脱ぐもしばらく走ってまた着用する羽目に・・・

そして、右足から悲鳴が

踏み込んだり、立ちこぎのため立ち上がったりするたびにズキンという激痛
あと何万回この痛みに耐えなければならないかと思うとゾーッとする。

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大幅に遅れているため前橋は通過、渋川で休憩の予定。
すると先行するFサンチームがまたまたパンク修理のため止まっている。

「我々はノーパンクで行きましょうね、それとちゃんと店に入って牛丼たべましょ!」

もっとも遅いチームには天も味方するはず・・・?

渋川 吉野や

激しい降雨で両目が腫れている。

時々、あちらこちらから電話で途中帰りの連絡あり

週3~4回程度の片道12kmの自転車通勤でのイージーライド
唯一強化らしい強化は
ビリー腹筋 週3回 9月に入ってからは5回キープ
エクササイズローラー(腹筋ローラー)一日 10回(5回イージー5回ハード)のみ

走行してみた結果、圧倒的にライディング時間不足を痛感。
165km地点の渋川以降襲ってきた両手首の痛み、グレーキをかける時の握力不足(持久力)、両膝の痛み
これらは全てライディングの量が不足していることに起因していると思われます。

国道17号渋川付近は道が新しくなり、以前の草津への左折ポイントがわからず、ガソリンスタンドにて確認。吾妻渓谷に向かい北側の道を通るのがアップダウンが少なくてお勧め。
ただ細かいアップダウンが始まるので登れない人(私)は、吾妻渓谷からはあえて集団についていくべきではないと判断。

草津への上り口は長野原(手前)と群馬大津(奥)の2箇所だが、群馬大津のほうが傾斜がゆるく走りやすい・・・(両方走破しているのは のぐちやすおさんのみ)
といってもこの8kmがTRY360 草津白根の最大の難関
道路標識ではほとんどが10%の勾配。
走りながら後ろを振り返ると、転げ落ちそう・・・
草津温泉から白根山2,100mm までの13kmがむしろ緩く感じるくらい

その後一旦下り、コース最高地点 渋峠2172m 国道の最高地点を通過
志賀高原に一気に下り信州中野、飯山を経由して直江津に向かうルートとなる。

千葉から220km走行して上りはじめるには、出来れば群馬大津の出発時間は13時半までが望ましい。

今回は前半戦で大幅に時間をロス、山頂方面の低温と日暮れ、体力の消耗と安全を考え鳥居峠、菅平、須坂経由で直江津を目指す事に決定。

群馬大津セブンイレブンにて
4人合計 200歳 平均年齢を引き上げているのは勿論、私
みんなのペースを下げているのも勿論、私

ご迷惑をおかけいたしました。

此処から先、鳥居峠までは膝の痛みも激しさを増し時速は8~12km/h
「鳥居峠で待っていますよ」
「大丈夫、先に行ってください」
「でも、道がわからないので・・・」

鳥居峠 1,362m

経験者の強みでみんなに峠で待ってもらい、一路菅平を目指します。
都内から埼玉まで活躍した、コンビニレインウェアーをふたたび着用そして
指きりグローブの下に長いグローブを装備。
菅平から須坂の下りに備えます。

 

もう駄目か・・・
ブーン
ギーギーゴーゴー
同行のメンバーも

「田野さん、ヤバイね。何だろう?」

鳥居峠1,362mも非常に寒く、草津白根、渋峠はおそらく0℃近い気温と思われる状況。
その面からも菅平超えは正解。

峠より数キロ下ったところで、菅平に向かうショートカットコースがある。
これを使うかどうかで、30分は確実に時間が違ってくる。
前回ミニベロで走破したときは、これを見落とし下りきってしまったので今回は十分に注意。
左コーナーの右側に激坂、これがショトカットルートの目印。

両膝の痛みは相変わらず
というよりは
踏み込むときに痛かったものが、360度回転している間ずーっと痛い
でもだんだん麻痺してあまり感じなくなってくるから不思議

菅平には、高校時代の同級生がペンションを経営している。
以前は、店のお客様を集めてスキーバスを出したこともある。
顔でもみたいなと思ったが、時間がないのでそのまま暗い菅平を通過。

どうしても動けなくなった場合は、連絡しようと思いながら須坂へ下る。

20代前半に、ペンション住み込みで斑尾高原でスキーのインストラクターを少しやっていた。
ペンションの娘さんとロマンスもあったりして…
青春だった。
当時、斑尾からランクルで飯山、須坂、長野方面に買い出しにでたものだ。
小布施、竹風堂で栗おこわを食べる事が山から下りた時の彼女とのささやかな楽しみ。
ラーメン、すしも時々食べたっけ…

須坂への下りで、いきなりの異音。
完全に何かがすれているような音。
明るいところで止まり、ホイールを点検するも異常は見つからず。
MAVICキシリウムのシールドベアリングが砕けたか
シャフトが折れたか
色々チェックしても原因は分からず。

寒さもあってかじかんだ手で、いつホイールが壊れるかの恐怖心を抱きながらの下りは辛かった。

須坂まで下り、コンビニ休憩。
カップうどんのドンベイの美味しかったこと!

まだ行けるのか、俺?

ホイールをチェックすると後輪のスポークが外れている
キシリウムハブ部分にはめ込んだスポークを引っ張り合って調整する構造。
1本外れるとすべてバラバラになる恐れあり
これ以上ほかのメンバーのペースで進行するのは無理と判断
信州中野でみんなと別れ電車に乗るか前に進むか思案

一人で長野方面に向かったが、長野駅までたどり着いたとしても新幹線があるかどうか

途中で後輪がバラバラになったら輪行袋をかぶって寝ればいいと
覚悟して妙高越えを決断。

登りはふらふら下りは時速20㎞、ホイールがいつバラバラになるかの恐怖で疲れは感じない。
国道18号の妙高越えは辛い記憶があるが、それすら恐怖で感じない。

戦うこと数時間、直江津の明かりが見えてきたときは・・・

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